私の転職履歴8
新しくやってくる上司や、入社してくる偉い人は、厳しくてバリバリと仕事ができる強面と思われるものです。私の場合もそうでした。上層部が決めた新しい幹部がくるという中で当初は探るような緊張した雰囲気で迎えられました。しかしですね、私はそういうタイプではなくむしろソフト(自分でいうか?)でスローなタイプなのですが、そういうことが知られていくうちに割と早く受け入れられたと思います。これは、自分の思い込みかもしれませんが、少なくとも私が起因するトラブルはなかったと思います。人事、財務、総務等の管理部門スタッフについては、自分の本来の守備範囲でもあるので、比較的容易に意思疎通が出来たと思います。
このように書くと殆ど問題はなく、簡単に溶け込めたように思われるかもしれませんが、それなりの苦労はあったのです。では、具体的にどのような姿勢で臨んだのか。
- スタッフたちからその会社のやり方を教えてもらう。
→まずは、こちらが覚えて、改善する点があれば提言する。 - 誰とでも話ができるように守備範囲と間口を大きく広げる。
→出来るだけ多くのスタッフと話の場を持ち、得意、不得意を把握する。 - 新しく始めるときは決して急がず、ゆっくりと進める。
→拙速に運んでうまくいったことがないという経験則による。
このように新しい会社の慣習(しきたり)、組織に慣れていきながら、私に与えられたミッションを遂行していきました。どんなミッション?