私の転職履歴 20 2023/10/27
2002年7月、3つ目の会社勤務が始まりました。再び、都心に戻って来ました。何となくうれしかった思い出があります。私には、そうした外見的な見栄えを気にするこころがまだまだ残っておりました。そんなことを気にするのですかと呆れられそうですが、見栄っ張りな気持ちも自然なことだと思います。仕事内容と実生活を一番に念頭に置き全てが変わることもやむなしという気迫がなければならないという感じのご意見もあるかと思いますが、そこまで悲壮感を持って当たるようなことではないと思います。そういった気持ちをもっていると逆に相手(面接官)は引いてしまうと思います。本来あるはずの年の功とか、知見、経験値が隠れてしまうと思います。できれば、オフィス環境の良いところで気持ちよく働きたいですよね。
というふうに、職務内容にも内外の環境にも特段の不足はなく、海外案件も任せられてかなり充実した日々を送っておりました。それこそ、世界を股にかけて仕事をしているといった調子でした。このまま、この企業で勤め上げようと思ったほどです。
ところがです。一つの問題が顕在化してきました。察しがつくと思いますが、家計です。子供たちに費用がかかる時期になり、幾つかのローンが残っていました。この企業に移る時には、海外展開とか製品の新規開発などを進め業績回復の途上にあったので給与は2つ目の会社より若干下がることは織り込み済みでしたが、家計の支出が見込みより大きくなっていき(こうしたことは世間的にはよくある話かと)、ちょっと厳しい感じになっておりました。それでも何とかこらえつつ4年ほど勤めておりました。そこで、会社内での展開が発生しました。何があった?!