私の転職履歴 30 2024/4/8
北関東の企業をA、もう一方をBとして比較してみます。
・ 会社形態:A製造販売の国内企業、B輸入販売の外資系日本法人。
・ 所在地:A北関東、自宅通勤不可。B都内、自宅通勤可。
・ 条件と職種:A入社後まもなく海外工場でCFO、B日本法人のCFO
・ 収入:A平均液な日本企業水準、B大手国内企業水準。Aで海外勤務が始まればほぼ同額。
・ 特色:Aある業界の老舗企業で業界トップ、Bその業界では3番手。日本企業を追跡中。
・ 状況:A社内事情でやや不安定。Bシェア拡大めざすも閉塞感。
こんな感じだったのですが、どちらを選びますか?私の特色としては、ビジネス英語が出来ること、英文会計ができることだったので、海外勤務と製造業というキーワードがありました。(但し、私は公的な資格はありません。なくても身についたものがあればいいのです。)また、管理部門を中心に働いてきましたが、基礎は経理財務分野なので、製造販売をしている企業の経理財務分野に拘りがありました。生意気を言うようですが、販売会社の経理財務はあまり面白みがなく、営業分野ではない私にとっては遣り甲斐が少し低いだろうなと思っていました。
支援会社のアドバイザーさんは、私の意志を優先し尊重してくれましたが、どちらかというとB社がいいのではというニュアンスでした。一人になってかなり考えました。そして遂にA社に入社意向を伝え、B社には辞退の話をしました。
入社日の前日に独身(単身)寮に入るためその街に行きました。寮は、新しくきれいな建物で今は当然かもしれませんが一人部屋の個室(トイレ、浴室が付)になっていました。朝夕は、食事も提供されるので食生活には困りませんでした(もちろん給与天引き)。海外赴任、長期出張など自宅を離れたことは何度かありましたが、日本国内の単身赴任は初めてでした。違う土地での生活が始まるという意識と頑張ろうという気持ちになったことを覚えています。こうして初国内単身、更に海外工場に赴任する生活が始まりました。
50代半ばでの転職は結構苦戦し成功するまで3か月かかったので、これを最後の転職にしたいと思っていました。ところが・・・。