私の転職履歴　33　2024/5/18

あまり自信がないことでも、「出来ます」、「問題ありません」、「私ならこうします」、と回答するには本当にそうした自信がないとできないと考えるのが、普通ではないかと思います。特に、40代以降のダンディの皆様は、そのように思うのではないでしょうか。でね、それでいいと思いますよ。ここで虚栄を張っても、後でとんでもない責任を被せられるかもしれませんしね。よくわからないことを引き受ける必要はありません。それとね、資格要件にこだわる企業は止めておいた方がいいと思います。
よくある募集要項。
１． 期待する課題は、増収増益。円滑でトラブルのない安定的な企業活動。
２． 求める要件・資格は、英語力上級（TOEIC800点以上、英検1級以上など）、MBA保持者、CPA保持者、管理者として10年以上経験。
こうした場合ですね、２の要件は何のために必要なのでしょうかね。この要件は、外資系の場合拘る場合が多いようですが、それは本国スタッフとのコミュニケーションのために求められるだけですから、それほど高度なことはいらないはずです。企業としては、１の課題は当然のことですから、言われなくてもわかっていますよね。であれば、１と２の要件などどうでもいいではありませんか。主戦場は、日本なのです。あなたのそれまでの経験、知識を役立たせることです。要は、あなたの経験値でどこまで伸ばせるかどうか、何を変革すればいいのかということです。そのためには、若干の時間が必要なだけです。こうしたことをきちんと伝えることが大事だと思います。それで没になったら、それまでの企業だと思って打っちゃっておけばよろしい。国内企業の場合は、２の要件をもとめることは多くないと思いますが、海外展開を予定してその人材を求めている場合は、要件に入るでしょう。その場合は、先ずあなた自身の経験の有無を確認しましょう。海外勤務や、長期出張の経験がない場合は選択しないことです。ダンディさん達の年齢になってから海外勤務を始めることは無謀です。食生活、業務環境、社会慣行に慣れるだけで終わってしまい、海外展開という第一の目的もなにもあったものでありません。国内だけで勝負することに覚悟を決めてかかりましょう。