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私の転職活動からの経験値 3 2024/7/20

さて、必須項目として「履歴書」、「職務経歴書」がありますが、どちらも時系列にそして簡潔に記述すればいいことです。しかし、そうはいっても最初のアピールであるので単調な履歴書、職歴書だけではアピールとしては不足ですね。私が、ちょっとだけ工夫したことは以下の通りです。
・ 職務経歴書は、先にサマリーを作成していました。大体A4の半分ぐらいに纏めました。残り半分に時系列的に職歴を記述しました。企業の採用担当者は数百、或いは数千の応募書類を読むわけですから、どうしても走り読みになるわけです。なので、走り読まれる応募書類ですから、たくさんの時間をかけて詳細に記述したところで大きな効果があると思われません。「うん?これは、ちょっと違うぞ」と思わせるぐらいのインパクトを与えれば十分です。私は、サマリーで募集職種に合致した経験があることを前面に出して強調しました。
・ もう一つは、経験職務の明細リストを合わせて作成しました。例えば、資金調達の経験を細かく具体的に何をしたかをリストアップしました。中途採用は、即戦力を期待しているので、応募者がどれだけの経験とスキルを持っているかが採用する側のポイントになります。そのため、募集職種を経験しているならば、上記のようにそれを強調し、経験した職務を具体的に網羅することよって採用担当者の意識に残せることが出来ると思います。ある企業との面接を通して、このリストが大いに役立ったことがあります。募集職種は経理部長でした。部長と言っても外資系の日本法人の小さな会社でしたから部長さん自身がかなり細かい部分まで手を出されていました。それで、私の職務経験リストを見て、ご自分がやられている業務が殆ど網羅していたのでご納得されて非常に安心されていました。一つだけ思い出したように質問がありました。「税務監査を受けたことがありますか?」という質問でした。勿論ありましたので即座にありますと答えたのですが、リストから抜けていたのです。この時の反省点は、リストに漏れがないようにすることでした。中高年の中途採用は、どなたかの後任というケースが多いので、その方のやってきたことを早く円滑に引き継ぎことが求められますので、職務リストはかなり有効になると思います。

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