私の転職履歴　29　2024/4/3

実際難しかったです。支援会社の担当の方は親切に適切なアドバイスをしてくれましたが、具体的な案件は別の紹介会社を通すので、そこからの紹介があまりないのです。52歳では、最初から相手にしてくれません。そこで、通常の紹介会社経由はあまり力点を置かずに半ば公的な機関に軸足を動かしました。そうしたところでは、ハローワークと似ているので、募集側の成功報酬負担がない場合が多いのです。従って、中小企業とか、財政的にあまり余裕がない企業の募集があるのです。そうした場合、給与が低い、安定性がないとかの不安を抱かれるかもしれませんが、そうした企業の中に卓越した技術を持っていたり、海外進出を図ろうとしたり、内部組織を整えたりしたいということがあるのです。つまり自分の経験を発揮できる機会があるということです。ここが肝心なのですが、収入は生活が維持できればよしと考えて当たるべきです。その人の生活レベルは千差万別でしょうが、上がることを優先してはいけません。キャリアアップで収入が増える転職は30代ぐらいまでです。40代以降は、遣り甲斐を優先しましょう。
そんなあるとき、ある人から情報がありました。私の経験が役立つような案件があるというのです。早速面接を依頼し、順調に進みました。その企業さんは採用するという姿勢でした。ただ、所在地が北関東エリアにあるということでした。自分の住まいもざっくりと言えば北関東ですから、構わないのですが、東京からの方向が違うので国内勤務中は、単身赴任になるということでした。勤務地は、海外工場という条件でしたので、いずれは単身赴任になるので、まあいいかという思いもありました。一方、その時点で、ある企業と最終面接を終えて内定を頂いておりました。さあ、どうする中高年ダンディさん。