私の転職活動からの経験値 8 2025/1/17
12月の師走から年が明けて1月中旬も過ぎようとしています。全く、時が過ぎることが早く感じますね。さて、今回は転職先の選定について少し書きたいと思います。
転職先については、それまでの職歴、業種、業界によってさまざまだと思います。そこで、幾つかのパターンで考えてみます。
第1弾として私のような場合です。つまり職種としては、管理部門のホワイトカラー管理職、製造・生産系の業界、規模はいわゆる大企業。今の日本では、こうした中高年の方が多いのではないでしょうか。この場合の転職先は、中小企業の管理職になると思います。
私の経験でいえば、紹介される転職先でそれまで在籍していたような大企業ということはありませんでした。人によってはあるかもしれませんが、それは例外的な人です。自分にもそうした機会があるに違いない、それまで根気よく探したり待ったりしたいという気持ちはわかりますが、無駄な時間です。中小でそれまでの知識、経験を十分に発揮する方がその後の会社人生は楽しくなると思います。
但し、検討する点が幾つかあります。やはり給与です。多くの場合、それまでと比較して下がるでしょうが、どのくらい下がるか確認し、生活が出来るかどうかよく検討することです。ポイントは子供の教育費とローンがある方はその返済が滞らないようにすることです。他は、なんとでもなります。遊行費、趣味、食費などはあなたの気持ち次第で調節できるでしょう。勿論、奥様とよく話し合ってくださいね。もう一つの検討点は、経営者のカラーです。多くの場合、経営者自身が築き上げた会社か、一族で引き継いできた会社です。夫々が独特なカラーを持っていますから、自分との相性と合うかどうかです。合うか合わないかということより生きていくためには、合わせることが必要ですが、それでも難しいと思うような場合もありますから気を付けてください。私の経験で、面接官自らが非常に厳しいカラーであり、勤務はきつい会社ですと話されたことがありました。だからかなり覚悟を持って下さいという趣旨だったと思いましたが、私は自信がなかったので気持ちが一気に冷めたことがありました。
最後に、気持ちの持ち方です。非上場、中小だと所在地も中心地を離れてしまい、何となく侘しくなるかもしれません。それは、それで自然な気持ちだと思いますが、住めば都と同じで新しい楽しさも出てきますから、少し時間をかけて慣らしていけばいいのです。
では、今日はここまで。次回もケーススタディをしていきます。