私の転職履歴6
さて、前回は、給与が75%ぐらいまで下がっても内定を受諾したという理由を書くというとおころでしたね。
サラリーマンにとって一番大きな買い物は、やはり住居ですよね。そのためにローンを組んで返済計画を立てるわけです。私は、会社ローン(借入総額の4分の3)と住宅金融公庫(当時)の2本建てで組んでおりました。ローンの返済は年収額の15%以内に抑えていました。そのうち会社ローンが10%から12%ぐらいはあったと思います。会社が消滅することが決まったときに個人と会社との債権債務は全て清算されたので、その分の収入が低下しても影響はなくなっていました。従って12~13%が実質的なダウンになりますが、その分は生活を見直してかなり大胆に切りました。ここで大事なことは、今までと違うという自覚を持って強い意志で新しい生活に向かうということです。上場企業から中小企業へ、都心から山手線の外へ変わるということを自覚して、高級品からの脱却、付き合いの水準低下を実行することです。そうした意識改革をしない限り中高年の転職は出来ないと思います。
そんな気持ちの切り替えをして、46歳と6か月で初めて転職を経験して新しい職場に通い始めたのでした。